バレエのくるみ割り人形しか知らなかったので、今回の仕事の前に完訳で予習したところ、あまりに違うストーリーでびっくり! 摩訶不思議でとりとめなく怖い。
その原作を元に小学生向きに書かれたのが、村山早紀さんの「くるみ割り人形」です。こちらは、主人公マリーの心模様が切なく胸に響き、不思議な世界でありながら温かく愛らしい詩情に満ちていました。同じお話でも印象はすいぶん変わるものですね。
村山早紀さんの「あとがき」もふんわりした優しさに包まれていて素敵♪そのイメージ通りのお話になっています。
この↓戸棚からおもちゃ達が出てきて、ばけものねずみと戦います。
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