自作新刊絵本のこと

| 2020年10月1日木曜日
絵本『マーシカちゃん』(アリス館)の見本が出来上がってきました。 主人公マーシカちゃんが、ことりやこぐまに出会い、困っているこの子たちを一生懸命助けます。やさしくされた子たちは自然とえがおになるのでした。ある日のこと・・・・・・。 一人一人がほんの少しの思いやりを持つことで、笑顔が広がっていったらいいなあ …そんな思いをたくさん込めて作りました。 『マッチ箱のカーニャ』以来7年ぶりの自作絵本。 このブログも、この絵本を機に一区切りしようと思います。 今までいらして下さったみなさまには心からお礼申し上げます。 新刊、展示情報などは、今後も公式サイトで継続いたします。
マーシカちゃんの部屋
おっこちてしまったことりさん
おりられなくなったごくまさん
さむくなったかめさん
マーシカちゃんをぴかぴかにするようせいたち

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「はりねずみのルーチカ トゥーリの秘密」(かんのゆうこ作、講談社刊)

| 2020年6月21日日曜日
10巻目が刊行されました。
カバーの色を出すのに苦心しました。
夜桜とはいえ暗くはしたくない…といって楽しい夜桜パーティーというイメージにもしたくなかったので。

又、挿絵では、皆の心模様をどう描いていくか深く考えました。
特にトゥーリの描き方は熟考しました。
結果今までにないトゥーリのアップを描きました。
描かないわけにはいかないという気持ちに突き動かされたからです。

あたりまえの日々に感謝する気持ち、ゆうこさんの想いが 溢れています。

初回限定、表紙絵のポストカード 付きです。

*10巻を迎えましたが、まだルーチカのシリーズは続きます。
今11巻のレイアウト作業しているところ。短編集ですが、もう〜可愛いったらないです★

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「エミリーとはてしない国」(ケイト・ソーンダス作、田中奈津子訳、ポプラ社刊)

| 2020年3月4日水曜日
オビに書かれた書店員さん方のコメントを読みながら、改めてこの本を読んだ時の気持ちが蘇りました。辛い出来事を乗り越えていく主人公の心の機微や想い…描かれ方が素晴らしい。おしゃべりするぬいぐるみたちも可愛い。
死への恐れを抱くこどもたちもこの本を読む事で、穏やかな気持ちになるかもなあなど思いました。

送っていただいた書店のディスプレイ↓アートボックスみたい
  それとぬいぐるみも♩
出来上がったの見て大きくてびっくり!ディスプレイだからですね。
触り心地が柔らかくて可愛いです。

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新年明けましておめでとうございます。

| 2020年1月1日水曜日
令和になって初めてのお正月。
小さな子たちが悲しい思いをしない一年になりますように!!

2月と3月に児童書が出ます。

2月は翻訳で、ぬいぐるみのお話。
 深夜、ぬいぐるみたちが、光放つ小さなテントから 現れ
姉を失った主人公と、ぬいぐるみたちとの交流が始まります…


3月 はいよいよルーチカ10巻!
 桜の季節、トゥーリの秘密が明かされます。
これはもう!…挿絵を描きながら何度も泣いてしまいました;_;


その次は自作絵本を出版予定。
他の仕事を優先してきたので、ものすごく時間がかかってしまったけれどやっと。

どうぞ良い年をお過ごしください。

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