展示

| 2011年2月2日水曜日
ピンポイントギャラリーでグループ展に参加します。テーマがグリムだったので、迷わず「ヘンゼルとグレーテル」を選択。一昨年出版した絵本「ヘンゼルとグレーテル」で描いたお菓子の家が気に入っていて、もう一度描きたかったから。
よ〜く見ると、グレーテルが持っているお人形がお菓子を握っている。「人形も思わず手が出る美味しい美味しいお菓子の家ですよ。」ドアの向こうで魔女の声が・・・・

児童劇団ちらし

| 2011年1月17日月曜日
新百合子どもミュージカル10周年記念公演「しあわせの青い鳥」のちらしを描かせていただきました。
小さな子がたくさん出演するので、観に行くのが楽しみ☆

このミュージカルは、メーテルリンクの「青い鳥」が原案ですが「青い鳥」のお話って、幸せの青い鳥は家にいた・・というラストかと思ったら違った・・・f-_-;  。
もっと深いのですね。
幸せは自分の力で生み出していくものというメッセージを感じました。

絵本「ラプンツェル」(那須田淳訳、岩崎書店刊)

| 2011年1月1日土曜日
3月にグリムシリーズ第4段「ラプンツェル」を出版します。
このお話は「恐ろしいおはなし」と思い込んでましたが、
読んでみると、魔女の溺愛ぶりが恐ろしいというより切なく感じました。とても面白かった。

今まで、この物語を元にした画家さんの絵を時々見かけましたが
その気持ちが理解できる独特な世界、
一度は描いてみたくなるおはなしなのでした。

下絵:王子と結婚の約束をするラプンツェル(ほぼ完成)
   完成した絵と比べると間違い探しができる(物が色々増殖)
※喪中につき新年のご挨拶は控えさせていただきました。

母と子の読み聞かせえほん

| 2010年12月2日木曜日
母と子の読み聞かせえほん
「女の子がだーいすきなお話」(ナツメ社刊)
に絵を描かせていただきました。
この絵本は女の子向き童話のアンソロジーです。
詳細は、ナツメ社さんサイトの立ち読みに→こちらから。

私は「しらゆきひめ」「小公女」「不思議の国のアリス」
を描きました。
「しらゆきひめ」は立ち読みに載せていただいたので、
以下「アリス」と「小公女」から2枚ずつ。
アリスは一度は描いてみたいお話だったので嬉しい。

小さな女の子が絵本を覗き込みながら
お母さんの読み語りをじいっと聞いてくれたら
嬉しいな(´〜`) 。


アリスが穴の中に落ちていくところ
自分の涙でおぼれそうになるアリス..ん、こんなに涙出るもの?

楽しい学園生活を送る小公女、セーラ。
一転、こま使いにされたセーラ。おなかが空いて
拾ったお金でパンを買ったのに、貧しい少女にあげている所。

韓国版

| 2010年11月24日水曜日
韓国版「いい夢ひとつおあずかり」が出版されました。
タイトルが絵みたいでふわふわしていて可愛いい♪
韓国語って不思議な形で楽しい。
ああ国家間も、みんな仲良くできたらいいのにな・・・

グループ展

| 2010年10月27日水曜日
12月に東京と秋田のギャラリーで、クループ展に参加します。
偶然どちらもDMに載せていただくので〆切が10月と早かった。
下の写真はピンポイントギャラリーの作品・油彩
これ本物の楽器マラカス。だから音がして楽しい♪
楽器なので小さな妖精たちが楽器を奏でるイメージで描きました。
対なので昼と夜。
この写真では見えないけど、他にもいっぱい演奏してる子がいます。
夜猫は起きてる(写真)けど昼猫は眠ってます(裏側で見えない)。
扉には遅刻した子があわているところ。
下の絵はギャラリー杉の油彩「雪の音を奏でる日」
ピンポイントのと同時に描いたので、連作みたいな気持ちです。
♪マラカスの家に住む妖精たちは、毎日空を舞い曲を奏でる。
そして特別な日、クリスマスには
スノーボールに乗って世界中を旅して廻るのでした♪

詩とファンタジー

| 2010年10月26日火曜日
雑誌「詩とファンタジー」(鎌倉春秋社刊)で、
夕羽さんの「ある日気づいたこと」
に絵を描かせていただきました。
夕羽さんはまだ高校生。
しあわせって、実はとっても主観的なものなのだと
読みながら改めて気づきます。
私が高校の時、こんなふうに感じる瞬間はあっただろうか・・
今感じる幸せを大切にする・・・大事なことだと思いました。
以下、挿絵原画。手に取って読んでいただけたら嬉しいです。

台湾雑誌インタビュー

| 2010年10月9日土曜日
台湾の雑誌「dpi magazine」のインタビューを2度受けました。
1度目は6月刊のボローニャ国際絵本原画展入選者特集号というような企画で6ページ。
2度目は、10月刊の通常号(138号)で8ページ。こちらは表紙も私の絵を使っていただきびっくり!しかも私が気に入っている絵だったので、嬉しい☆表紙を見ると「北見葉胡の後設芸術」と見出しが・・ん?「後設」って何?
私のサイトの「その他の仕事」に表紙と本文をアップしました。
(中国とアメリカで販売してるので、中国語と英語併記。でも解像度が低いので文章読むのは難しいかもです・・・・)

しかし、このやり取りがもう大変、なぜなら英語が苦手だから。
翻訳ソフトを使えば大体理解できるものの、詳細は英語のできる友人に頼まないと無理・・・
やっとの思いで仕上げると、今度はレイアウトが送られて来て、訂正箇所の説明を又友人に頼む・・とエンドレスな作業が続く。
改めて英語ができる人って素晴らしい!と友人を羨望の眼差しで見上げるのでした。

又、台湾の編集者さん、6月刊と10月刊、どちらも素晴らしく感じが良い方々でした。
私の作品の良さを丁寧に伝えた上、常に謙虚で温かい一言を添えて下さるメールに、感激しました。
海外とのやり取りでは、説明が意味不明で「え??」と思うこともしばしばだったけれど、台湾は違う☆極めて日本に近い印象でした。

↓138号の表紙、デザインがおしゃれで素敵!


絵本「ゆきしろとばらあか」

| 2010年8月28日土曜日


絵本グリムシリーズ3冊目「ゆきしろとばらあか」(那須田淳:訳)の見本が出来上がってきました。
今回は原画の色とあえて違うページもあります。
原画では、全体にもう少し濃くしてみたいと思っても、塗ってしまって良くなくてやり直すのは大変ですが、色校正だと思ったより濃く出て,それが面白い効果になっている場合があるからです。
ベストなのは、原画より印刷の方が良いと思える絵本が出来上がる事。
原画はもっのすごい色数を使っているので、4色で刷る印刷では自ずと限界があるけれど、それでも印刷の方が奇麗かも・・と思えるページに出会えることもあり、最近は印刷することで新しい絵を作り上げるのだと考え、以前ほどのストレスがなくなった気がします。
グリムでも、この物語は知らない方もいらっしゃるのでは?
私も初めて読み、とても気に入って描いてみたいと申し出たお話です。
とにかく、主人公二人の女の子が優しくて良い子で可愛い☆
そして小人が滑稽で可笑しくて読みながら思わず突っ込み入れたくなる。
(下絵:鷲に連れ去られそうになり世にもあわれな悲鳴をあげる小人)


「星夜行」

| 2010年8月5日木曜日
「星夜行」(北森みお作、パロル舎刊)の見本が届きました。
パロル舎さんから、私のサイトの版画のリトグラフのイメージでどうでしょう?という打診のもと、試行錯誤して作り上げた絵です。このやり方は面白く、味しめた感があります。
しかしデザイナーさんや編集者さんが私の仕上がりイメージをもとにデータ訂正したり色指定してくれたからこそというところがあり、自力でできるのか・・・・(´〜`)。

お話は独特な世界で、文章の美しさに引き込まれました。
北森みおさんは広島ご出身だそうで、原爆の日8月6日に、様々な想いを抱え亡くなっていった方達・・・・その悲しみをトラムが静かに乗せ運びます。研ぎ澄まされた言葉の中に実際原爆で亡くなられた一人一人の心がひしと感じられて切なく 胸を打ちます。
アマネくんやコナギさんなど美しい名をもつ登場人たちの星夜行、「銀河鉄道の夜」を想起する不思議で神秘的なお話でした。
最後に地図もあってトラムの辿った軌跡を再確認できます。個人的には青白い燐火光る星玉工場に降り立ってみたいと思いました.・..★.・...

小さな印刷屋さん

| 2010年7月25日日曜日
先日、パロル舎さんから書籍表紙の色校正をその場でやりましょう、と誘われ家族経営の小さな印刷屋さんに行ってきました。
それが私にとって感動的で、四角なお好み焼きを焼く台みたいなところに、ちょろっと絵の具を数種類出してさくさく混ぜ合わせ、あっという間に特色を作り出し「指定の色とずいぶん違う」と感じたその色は、試し刷りをみるとばっちり!これぞ職人さんの神の手。
3版特色刷りなので「この版はもう少し緑を足してみよう」など細かい指示をすると、又ちょこっと色を混ぜてあっというまに試し刷りが出来上がる。
まるで、印刷というより、版画を創る工房みたい。楽しい〜☆
そんなこんなで午前中が終わると、奥様に(70代だそうです。ご主人と息子さんで印刷してました。)「お昼ですよ」って2階に通されて、普通に皆で手作りのお昼をいただき、途中、お孫さんが帰宅されて野球の話などして、親戚の家に行ったみたいに寛ぐ・・・・
あれ?私何しにきたんだっけ?あ、そうだ色校正。
パロル舎刊の小林敏也さんの美しい宮沢賢治もの作品は皆この印刷屋さんから生まれたそう。刷りの際は何泊か泊まっての作業だったと伺い、やはり印刷所じゃなくて版画工房なのだな・・・・リトグラフを創り出してるみたいな感じなのだなと思った。
こういう印刷屋さんが無くならず代々技術が受け継がれ続いてくれたらいいなあ..
可愛かった野球少年のあの子、後継いでくれるといいな・・・・など思った一日でした。
下絵は扉の原画 8時15分で壊れてしまった時計。
そう、それは広島に原爆が投下された瞬間。

「ゆきしろとばらあか」入稿

| 2010年7月22日木曜日
入稿の日に、大きな間違い発覚。文章にはゆきしろがはさみを持っているとちゃんと書いてあったのに、私のおおなぬけなミスで、ばらあかにはさみを持たせてしまった
(ブログの6月28日に証拠が・・・・(-_-;) )。
那須田さんが発見下さったのですが、優しい方で文章を直すのは全く構わないが、ここでゆきしろがはさみを持つというのはとても意味のあること(おとなしかったゆきしろが少しずつ強くなっていくという表現)だそうで、どうしても直すことができないのです、と大変ご丁寧なご指摘、有り難い限りです。
油絵で描き直していては到底間に合わないのでここはアクリル絵の具で、以下のように直しました。
ぎりぎりでも訂正できてよかった〜〜
ありがとうございます、那須田淳さま。
そしてこれから私にとって一番緊張する色校正が始まります。
(下絵:原画の一部)

「ピアチェーレ 風の歌声」

| 2010年7月8日木曜日
「ピアチェーレ 風の歌声」(にしがきようこ作、小峰書店刊)の見本が出来上がってきました。
このお話は第8回長編児童文学新人賞を受賞した作品です。
複雑な家庭環境の中で、様々な想いを抱きながら暮らす主人公嘉穂ちゃん。言葉を閉ざし心を閉ざし努めて平静に生きる中学一年生の嘉穂ちゃん。その様子が健気でいじらしく抱きしめたい気持ちになります。
でもそんな嘉穂ちゃんが声を歌にのせていくことで、気持ちを少しずつ解放していきます。
最後は美しく爽やかな読後感で、読みながらじんわりと嬉しさがこみ上げてきました。
声を創っていく様子(声楽)があまりにリアルだったので、当然にしがきさんは「歌を歌う」方なのかと思ったら全く歌いませんとのことでびっくり!それなのにこの臨場感!凄いなあと思いました。











北見葉胡公式サイト

グリム絵本「ゆきしろとばらあか」原画完成

| 2010年7月1日木曜日
今日私の手を離れた原画たち。
どうか原画の色がうまく再現されますように。

このごろ描いてる最中、職業病のように
「この色は印刷だと赤っぽく出るからこちらの絵の具を使おう」とか
「この色は奇麗に印刷されないから使うの辞めよう」
など、優先順位が「印刷になった時のことを考えて」
にシフトしている自分。
描きながら頭が疲れるという現象が起きている。
それでも皆様に見ていただくのは原画ではなく印刷物なのだから
なんとか自分が納得いく色を出したいと願う日々です。

下絵:小人を倒し呪いがとけた王子さまが、
ばらあかやゆきしろたちとお城に向かう所。原画の一部
(家来が運んでいるのは小人に盗まれた宝物)





北見葉胡公式サイト

「ゆきしろとばらあか」

| 2010年6月28日月曜日
やっと仕上がってきた「ゆきしろとばらあか」〆切に間にあうです。なんとかなるものなのね、うん。
このお話は楽しくて可愛いらしい☆。
ゆきしろとばらあかは、仲良し姉妹。
二人は、木に挟まったり釣り糸にからまっている
小人のひげを切って助けます。
それなのに、すごい怒り狂いコミカルで面白い〜小人。
下絵:木には切り取られたひげが -_-;(原画の一部)























長いひげで魔力を維持していた小人は、ひげが短くなり力が弱ると、呪いをかけて熊にしていた王子にぽかりと簡単にやられてしまう。その様子がなんとも情けなくて可笑しくて那須田淳さんの文章力に思わず笑ってしまいます。
下絵:岩で煌めいているのは王子の城から盗んでいた宝物





















※画像は全て原画の一部です。
出版は8月予定です。




北見葉胡公式サイト