いろはのあした(魚住直子作:あかね書房)

| 2014年9月28日日曜日
魚住直子さん作「いろはのあした」に挿絵を描かせていただきました。
主人公いろはちゃんの心の機微、繊細な筆致が素晴らしく心奪われました。少しずつ成長していくいろはちゃんの日常を、言葉を選んで選んで書かれたのだろうと感じます。
各章最後の下りが心に沁み、生きていく事、死ぬという事などを考えさせられる章…泣けます。

また(ご本人は気付いていないのかもしれませんが)随所に大笑いする場面が織り込まれてあるのです。
たとえば、お菓子のおまけが自分だけ「どろぼうのおじさん」みたいでショックを受けるお話など、魚住さんの文章が巧みなので可笑しいし、いじらしいし、可愛いらしいし、愛おしい。

編集者さんが魚住さんに出来上がった本をお渡ししたら、とても喜んで下さって「こんなに可愛くしてもらってよかったね」と本に話しかけられ、「きょうは、この本を立てた状態にして、いっしょにゴハン食べます」とおっしゃっていたと伺い、なんて可愛らしい方なのだろう、と今度は魚住さんの愛らしさにきゅんとしてしまいました。

私は作家さんに喜んでいただきたい一心で描いているので、気に入って下さったという編集者さんの一言で全てが報われ幸せをいただけるのでした。

し…しかし気付けばブログの更新が3ヶ月も滞ってました(-_-;)。
これからしばらくは、もうちとまめに更新できるかと…。


左がいろはちゃん。右が弟のにほくん