「絵本・九条の会」のイベント

| 2010年5月13日木曜日













先週「子どもの本・九条の会」 イベントに行きました。
田畑精一さん講演の後、急遽絵本「小学生になる日」を読むために。

田畑精一さんは戦争中洗脳された軍国少年だったものの、
戦後、あまりのひもじさに洗脳が解けたとおっしゃっていた。

お話を伺いながら幼気な子供達の苦しみに涙し、
「桜が散るようにお国のために死んでこい
と兵隊を送り出した時代だった」
のくだりには、だんだん腹が立ってきて、絵本を読むだけのつもりが
「私は人前に出るのも苦手だし、
戦争の実体験を語ることもできないけれど、
二度と起こしてはならない戦争を、
様々な形で伝えられたらと思いました。」
というようなことを、思わず語ってしまった。
一人一人がそういう想いを強く抱けば、
悲しい戦争を繰り返す事はない・・そんな気持ちになって。