講演会のこと

| 2010年3月28日日曜日
昨日の講演会、拙い私の話をお客様も図書館の方も、温かく見守るように聞いて下さって有り難く感謝の気持ちでいっぱいです。

講演のあと、絵を見ていただいたり個人的に質問を受けたりお話したりしたので、帰りは自由でした。そんな訳で全員にちゃんとお礼言うことできず、それだけが心残りです。
わざわざ私などのために時間を割いて来て下さった皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。本当に本当にありがとうございました。
それと、もしかしたら過去の展示に来て下さった方や仕事関係の方がいらしたかもしれないのに、じっとお顔見るのも失礼だし気づかず言葉を交せなかった方いらしたらごめんなさい。なにしろ変装してきた作家さんもいたので・・誰って・・・
(もとしたいづみさん!と声かけしたら「ばれた」ですと!詳細をブログに書くとの予告があったので、覗いたら笑いなくして読めませんでした。草野たきさんの判子エピソードも面白い。猫ちゃんも可愛い〜♪こちら )

★講演会展示品の一部★

原画は、壁にかけず、写真のように置きました。
こんな風に飾る事はまずないので、
折角ですから手に取って見てもO.Kにしました。
絵本が出来るまでの説明のための色校正紙と下書き。
手前下が町並みの下書き

次出版予定のグリム「ゆきしろとばらあか」の描き途中の絵と
絵の具や筆、パレットなど。
手前左にあるぼろいのは絵の具を溶くテレピン入れ

こどもたちが描いてくれた絵たち、可愛い〜〜〜〜♪
(全部入れた写真はピンぼけでこれが一番奇麗に撮れてたので)
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世界の名作童話(講談社刊)

| 2010年3月15日月曜日
世界の名作童話の挿絵を描きました。
私は「赤い靴」の挿絵10点ほど。
色校正したのですが、出来上がりを見ると全体に赤い。でも色校正が難しいことは容易に理解できます。なにしろ21作品の世界中から選んだおもしろいお話が様々な翻訳者さん、画家さんによって描かれ、読書ガイドやコラムと共にぎっしり詰まっている書籍なのですから・・・
これ一冊読めば、聞いた事あるけどちゃんと読んだことないと思っていたお話も改めて読み返すことができます。
私も読んでみよおっと♪



これが表紙です!
それぞれの絵を見ただけでなんのお話かわかりますね。











「赤い靴」より
主人公カーレンがこの赤い靴にすっかり魅入られてしまったところ。

















赤い靴に魅入られて不誠実を重ねたカーレンが悔い改め懺悔の日々を送っている様子。






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講演会のこと

| 2010年3月7日日曜日
今日、図書館に講演会の相談に行きました。
参加対象が6才から一般なのですが、大人向けに話したら子供は退屈するだろうし、子供向けでは大人には面白くないのでは?と心配になったからです。すると担当の方が
「こどもたちは大人が思うよりずっとちゃんと理解して聞いてくれます。子供にわかるようにと、全てに注釈つけなくても、わからないなりに心に留まると思います。今回の講演会は小さい子達のためには読み聞かせをしますから、そのかわり後の時間は少し難しいけどお話を聞いてねという流れでよいと思います。」
というようなお話をいただきそのお話がとっても素晴らしくて聞き入ってしまいました。聞きながらこの方が講演会したらよいのになあ・・・と思ってしまった私。
でも後ろにマットを引いておいて、退屈してしまう子がいたら「タマリンとポチロー」のクイズや塗り絵などのノートを作っておいて、それで遊んでもらいましょうということになりました。

普段こもりきりで絵を描いているので、人前で話すなんて亀が木に上るような無謀な挑戦ですが、折角来ていただくのですから、6才から大人まで、全ての方に楽しんでいただけたらと願っています。


左がちらしです。
ちらしご希望の方はメール いただければと思います。

新刊絵本「小学生になる日」

| 2010年3月3日水曜日
サイトでの更新があまりに大変なので、ブログに乗り換えました。
これは簡単♪
で、新刊絵本の見本が出来上がってきたので早速アップ。
書店には10日くらいから並ぶことと思います。
京都のジュンク堂書店さんに10冊だけサイン本が置かれます。
サインの隣にランドセルを背負ってるお人形の絵を描きました。





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古田足日「月の上のガラスの町」挿絵

| 2010年3月2日火曜日

「月の上のガラスの町」は30年ほど前出版された、
古田足日さんの作品です。
今回 挿絵を変えて再出版することになり、
光栄にもご本人から指名いただき描く事になったものの、
下書きをお見せしたら、ほとんど没に・・・・。
理由は「普通過ぎる。これでは北見さんに頼んだ意味がない、
北見さんの世界で描いて欲しい。」とのことで・・・
「え!じゃあ、変な生き物とか描いちゃっていいんですね。」
って感じで描きたいように描き直したら全てOKに・・・
編集者さん いわく
「先生特に魚のバッグを気に入っていらっしゃいました」ですと・・・
なんて可愛らしい方なのでしょう、そしてこだわりをおもちなのでしょう・・
ますます古田足日さんのファンになってしまいました。
仕上がった物を見て先生「絵がとってもいいねえ」
とおっしゃっていたそうで、有り難い限りです。

朝食ロボットの挿絵。
文中にお掃除ロボットや目覚ましロボットは出てこないが

勝手に入れる。
(しかもその子たちがむしろ目立っている)
左は挿絵の一部、魚のバッグはこれのこと。
私の絵本の主人公タマリンに極めて似ているが(汗)





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展覧会と講演会

| 2010年3月1日月曜日
※3月1日から一週間、ピンポイントギャラリーの企画展に参加します。
※3月27日(土)10:00〜12:00、
新宿区立中央図書館で講演会をすることになりました。
詳細はサイトの展覧会情報 にアップしました。